長期優良住宅についての説明ページです。

長期優良住宅の概要

長期にわたり良好な状態で使用するための計画がされ行われている住宅を指します。
自社で独自に行うというものではなく都道府県や市町村で認定を受けた住宅です。
新築の場合は着工する前に申請しなければいけないので注意が必要です。

メリット

認定を受けることで資産価値や家の耐久性が上がり、様々な税制優遇を受けることが出来ます。
耐震等級2以上の認定が受けられるので地震に対して備えたい方におすすめです。

デメリット

家の初期費用が高くなることや、住んでからも良好な状態で使用するため計画に沿ったメンテナンスを行わなければいけません
ですが高品質であることを保証された住宅なので金額以上のメリットがあると言えますし、家のメンテナンスは長期優良住宅でなくてもしなければいけない事なので決められるかどうかの違いでしかありません。

長期優良住宅の認定基準

一戸建ての住宅(集合住宅ではない住宅)の認定基準を簡単に説明したものが下の表になります。

劣化対策天井や床下のメンテナンスのしやすさに配慮が必要
耐震性許容応力度計算において耐震等級2以上
省エネルギー性断熱性能と省エネ性に基準があり、2022年から省エネ性が追加された
維持管理
更新の容易性
配管の清掃や補修のしやすさに配慮が必要
居住環境建てる地域によって異なる
住戸面積1階の面積が40㎡以上、合計で75㎡以上の面積が必要
維持保管計画定期的な点検や補修の計画を立てることが必要
災害配慮建てる地域によって異なる

様々な税制優遇や保険料の割引がある

住宅ローン減税(住宅ローン控除)の優遇

一般住宅よりも優遇を受けられる借入限度額が増えます。
税制優遇は改定されることもありますのでその都度ご確認またはお問合せ下さい。

登録免許税のが安くなる

新築住宅を建てた場合や中古住宅を購入または権利を譲渡してもらった際は登記や地位の継承が必要です。
長期優良住宅の場合は登記する際に発生する税金が安くなります。
税制優遇は改定されることもありますのでその都度ご確認またはお問合せ下さい。

不動産取得税のが安くなる

土地や建物を購入または譲渡してもらった際には不動産取得税がかかります。
長期優良住宅だと不動産を取得した際の税金が優遇され安くなります。
税制優遇は改定されることもありますのでその都度ご確認またはお問合せ下さい。

固定資産税の減税措置の延長

一般住宅を取得した際には3年間固定資産税が1/2に減税されるのですが、長期優良住宅の場合その期間が延長されます。
税制優遇は改定されていくものなのでその都度ご確認またはお問合せ下さい。

地震保険料の割引

長期優良住宅は耐震等級2以上あるので必ず地震保険料の割引が受けられます。
耐震等級に応じて割引率は変わり、2なら30%、3なら50%も割引されます。

補助金がもらえる場合がある

契約した会社や時期によってはもらえない場合もありますのでご相談ください。

更に詳しく知りたい方は

国土交通省の長期優良住宅のページをご覧ください。