ZEHについて

ZEH（ゼッチ）とは？

正式名称

正式名称はNet Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）
Net以外の単語の頭文字をとってZEH（ゼッチ）と略します。

ZEHとはどのような内容？

1棟の住宅で消費される年間一次エネルギーを同じ１棟の住宅で作られたエネルギー（太陽光発電などのエネルギーを含む）で正味プラスマイナスゼロにする、もしくはマイナスにするものです。
またプラスマイナスゼロにしなくても特定の条件を満たせばZEHに属するものもあります。

なぜZEHが必要？

２０１５年にパリ協定が合意され、２０２０年までにZEH対応の新築住宅を標準化にすることになりました。
それに加え、更に２０３０年には新築住宅（ZEH対応でない住宅を含む）で全体の一次消費エネルギーを平均して正味ゼロにすることを実現する目標も定められました。
更に２０５０年にはカーボンニュートラル（温室効果ガスを実質ゼロにする取組み）・脱炭素社会弊社を目指すことが宣言されており、ZEH対応の住宅の普及は急務となっております。それに向け弊社でもZEHの普及に向けて取り組んでいきます。

ZEHの規定

各項目をクリックまたはタップすると詳しい説明が見れます。

既定の断熱性能を満たすこと

• 断熱性能の向上が必要
  • Nearly ZEH以上を目指すならトリプルサッシが必須
  • ZEHなら付加断熱が必要

高効率設備を使用すること

• 高効率の給湯器などが必要
  • ほかにも水栓やエアコンなども配慮が必要

一次エネルギー消費量を既定の基準に対して２０％以上の削減
※再生利用可能エネルギー[太陽光発電等]を除く）

• 上記２つの性能向上は必須
  • 窓からの日射のコントールや通風の工夫も必要

再生可能エネルギーの導入

• Nearly ZEH以上は太陽光パネルの導入が必須
  • 蓄電池も導入することでより効率的に
  • ZEH Orientedの場合は導入はしなくてもよい

一次エネルギー消費量を再生可能エネルギーにより100％以上の削減

• ZEHは100％以上の削減
• Nearly ZEHは75％以上100％未満の削減
• ZEH Orientedは20％以上の削減
  • 都市部狭小地（条件有）や多雪地域のみに適用

ZEHにすると補助金が貰える可能性があります。

住宅設備や時期により金額や可否については変わりますのでお問い合わせ下さい。

ZEHにすることによる効果

各項目をクリックまたはタップすると詳しい説明が見れます。

初期費用は高くなりますが高性能で長期で見ると得をする住宅になります。

資産価値が今までの住宅と比べ高く負債になりづらく、より良い資産となります。
それに加え光熱費が安くなりやすく、太陽光発電での余剰エネルギーを貯めたり売る事も出来るので、今までの住宅よりもランニングコストを抑える事が可能になっています。

体への負担が今までより少なく健康的な生活が出来ます。

今までの住宅に比べ断熱・気密性能が高いので、住宅内の急激な温度変化が起こりにくく、各部屋の温度差があまり無い為、ヒートショックの可能性をかなり下げる事が可能です。
他にも家自体の性能が良いので、温度・湿度の管理がしやすく快適な室内環境を保ちやすい為、体に負担の少ない生活が出来ます。

光熱費が安く済み、太陽光発電で更にお得に。

急激な温度変化が起きにくい構造により、就寝時と起床時を比較しても今までの住宅より温度差が少ないので、少ない光熱費で設備が快適な温度にしてくれます。
ほかにも太陽光発電や蓄電池の利用で今までより安い光熱費で過ごすことが出来る可能性が高いです。
さらに、太陽光発電で作られた余剰エネルギーを電力会社に売ることも可能です。

計測機器によりエネルギーの収支がわかります。

太陽光パネルでの発電が可能なので収支が分かり、節約意識が芽生えるかもしれません。
更にスマートフォンでの管理も可能で外出時でもエアコン等の稼動の調節や停止も可能です。※2

※2　オプションによりますのでZEHにすれば必ず出来るものではありません。

住むだけで地球に優しく温暖化抑止に貢献出来ます。

ZEH対応の住宅は省エネでしかもエネルギーを作り出すことが出来るので、今までの住宅に比べ地球環境にとても貢献していることになります。
つまり住むだけでステータスになる住宅がZEH対応の住宅なのです。