工法の特徴
ツーバイフォー工法の性能を更に高めたものが、㈱LIXILの製品であるスーパーウォール2×6工法です。
通常は壁や屋根のパネルを立ち上げた後に断熱材を入れていましたが、これは工場で機械がパネルに断熱材を入れているので高精度で安定した品質を出せるため断熱や気密性能が向上しています。
また付加断熱をしたいお客様向けにスーパーウォールDUAL EXパネルという製品もあります。
弊社での取り扱いについて
㈱LIXILの工場でお客様のプランに合わせ制作された断熱材の入ったパネルを現場に搬入し、組立・施工していきます。
工法説明
詳細はそれぞれの項目をクリックまたはタップ
- 災害に強い!
-
この工法の壁パネルは幅140mmの2×6材と断熱材を両側から高耐力パーティクルボードでサンドした構造にすることで、一般的なツーバイフォー工法のパネルを上回る耐震性能を発揮します。
その耐震性能は東日本大震災など甚大な被害を受けた地域でも倒壊しなかった実績があります。
またオプションで制震テープを付けることにより本震だけではなく余震や繰り返しの揺れにも強くなります。
- 通常のツーバイフォー工法よりも暖かく快適
-
住宅の性能を高めることにより、暖めた空気が冷めにくく少ない暖房で暖かさが持続します。また夏は少ない冷房で部屋を快適な温度に保てるので1年を通して快適な生活ができます。
この快適性は以下の2つの性能が良さが関係してきます。
断熱性
採用されている140mm硬質ウレタンフォームは、一般的に使われるグラスウール(24K品)に換算すると厚さ204mmに相当します。
この断熱材が工場で徹底した施工管理を行うことでパネル内に隙間なく施工精度が均一な状態で充填されています。
気密性
玄関ドアとサッシを取付けた段階で気密測定を行い、躯体の段階で隙間を調べ塞ぐことにより気密施工の見落としを少なくし高水準の気密性性能が実現できます。
他にも冬の建築中にボンドなどの資材を建物の中に置いたままだと通常のツーバイフォー工法だと凍ってしまうのですが、この工法だと凍らず保管することが出来るほど暖かさに違いがあります。
- 家の性能が良いのは体に良い
-
家の断熱・気密性能が良いと家の中の温度差が起きにくいのでヒートショック対策としても有効です。ほかにも気密性が良いと計画的な換気が効率よく行われ、カビやダニの抑制効果にもつながります。
- 防音効果が高い
-
高い気密性能と高性能サッシによりペアガラスのサッシであっても80デシベルの音を50デシベルまで減衰させることが出来ます。
これはパチンコの店内と静かな事務所くらいの差があります。
更にサッシをトリプルガラスにすることでより音を減衰させることが出来ます。
- 35年間壁内断熱材無結露保障
-
断熱材として使用している硬質ウレタンフォームは水を通しにくい性質を持っており、更に工場で品質管理して施工されたものなのでより水を通しにくくなっています。
万が一、断熱ウレタンパネル内部に結露が発生し断熱材が劣化した場合は、断熱材補修に関わる費用を株式会社LIXILが保証します。
- 維持費が安くなりやすい
-
断熱性や気密性が高いので冷暖房費の節約になります、効果は通常のツーバイフォー工法以上です。
そして躯体の耐久性が高いので、補修やリフォーム時の費用を比較的少なく済ませることが出来ます。
- 地球にやさしい
-
家の性能が高いと冷暖房費の節約になると上にも書きましたが、それにより使うエネルギーも削減出来ているのでCO2削減に繋がり地球の環境改善に貢献出来ていることになります。
またスーパーウォールに断熱材として使用している硬質ウレタンフォームはフロンガス使用せず製造しています。